「GOHOME」クリーチャーを避けて帰宅しよう。ホラーゲームなのになぜか音楽が笑える ー インディゲーム分析&紹介

ゲーム紹介

 「GOHOME」はクリーチャーから逃げながらゴールとなる家を目指すノスタルジックホラーアクションゲームです。クリーチャーはある程度近づくと、激しく追いかけて来ます。
ただ家に帰りたいだけなのに!
主人公の鈴木モザイ子は、無事に帰宅できるのでしょうか?

 本作の特徴ともいうべきこととして、クリーチャーに追い回される時のBGMが小学校の運動会で誰もが耳にしたであろうクシコス・ポストのアレンジ曲、それも思いっきり音割れ(これは、単にプレイ時の音量を大きくしているからではなく、音源からして)しており、もはや意図的にそうしているかのような音楽でホラーゲームであるのに思わず笑ってしまいます。クリーチャーも、追いかけて来る時は全力疾走と言わんばかり。一見おかしな組み合わせに思えますが、作品の尖った部分と言えます。
これが実況動画などではいわゆる初見プレイ中にもほぼ絶対と言って良いほど実況者に言及される点となり、話題になりました。実際、おそらく実況など無くとも視聴しているだけで間違いなく気になるかと思います。
そしてやはりというべきか、作品のSteamページでも音楽についての紹介文が記載されています。

サウンドトラックをamazon music、applemusic等各所でストリーム配信中!

↓こちらのサイトでハイレゾ音源販売中

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作品のSteamページの紹介文より

力を入れていることが伺えます。なかなか面白いマーケティングシステムですね。

 クリーチャーから逃げる上で有効になるのは、道の至る所にあるマンホールです。マンホールに飛び込むとマップのどこかへワープします。
ワープ先はランダムではなくマンホールごとに対応した場所になりますが、マップに存在するマンホールは無数であり全てを覚えるというのは現実的ではありません。ごく一部を覚えて自分なりのルートを構築するか、なるべくマンホールを使わないようにするかはプレイヤーの自由です。

 本作がβ版から製品版に移行した際に、ステージも追加されています。こちらでは、クリーチャーから逃げながらゴールを目指すだけではない場合もあります。
ゲーム全体を通して詳細な説明は多くなく、一部の場所では罠もあり、いわゆるちょっとした”死に覚えゲー”的な一面もあります。トライアンドエラーで挑戦してください!

 音楽がとっても特徴的で思わず笑えるホラーゲーム「GOHOME」は市松寿ゞ謡いちまつすずかよりPC(Steam)やNintendo Switchにて配信中です。

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