BPM140のリズムで紡がれる音楽との融合世界。簡単操作のプラットフォームゲーム「140」 ー インディゲーム紹介

ゲーム紹介

 「140」は音によるリズムと横スクロールが融合したようなジャンププラットフォームゲームです。
 できる操作はジャンプと左右移動のみの簡単なもので、ステージのギミックを活かしてステージの奥へと進んで行きます。

 ゲームのルールは非常にシンプルで、ステージ内の灰色のノイズのようなエリアに当たってしまうと自機が倒れてしまいます。ノイズに当たらないように、ジャンプと移動で乗り越えるという、とてもシンプルな横スクロールアクションとなっています。
 ゲームに残機の概念はなく、倒されてしまっても最後のチェックポイントからすぐにやり直しになります。チェックポイントは結構な頻度で配置されているのでトライ&エラーも容易です。

 更に、ステージにはボスも存在します。ボスとの戦いでも基本的にジャンプか左右移動のみというケースが多く、それ以外の操作を求められても非常に簡単な操作の範囲内に収まるように設計されており、楽しみやすくなっています。

 ゲームの最大の特徴は、登場するほぼ全てのギミックが音楽のBPM140の全音符4つ分リズムで動き、ゲーム内の音楽と連動するように動くということです。一部ゲーム内音楽と連動していなかったり、全音符4つ分のリズムではない場合もりますが、それらも必ずBPM140のリズムに従っています。
 できればゲームの音声が聞こえるようにして、音楽に耳を傾けながらプレイしたいところです。

 また、最初はステージの各ギミックが起動しておらず動きません。そのままでは先へ進めないのでギミックを起動する必要があるのですが、起動すると世界に音が追加されてBPM140の音楽となり、新たに1つのギミックが動き出します。
 しかもほとんどの場合、ギミックの起動前にそれが止まっている姿が目に入るよう配置されています。あるいは、起動の瞬間に既にギミックが画面内に見えているかもしれません。
 音が追加されることも含めて、その演出はまるで自分で世界に息吹を与えているような感覚になります。

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140 is a challenging minimalistic platformer with abstract colorful graphics. Rhythmic awareness is required to overcome obstacles controlled by an energetic, y...

 本作はミニマリスティック(できるだけ余分な要素を排除し、わかりやすく手短に済むようにし、コストを抑えるという方針)を意識した設計であり、”作品を長く遊ぶ”という観点においては少々ボリュームが短いものとなっておりますが、\500という価格の良心さでゲームがすぐに終わってしまうことによる不快さを感じさせません。
 ユーザー目線としても価格に見合う楽しさを得られますが、クリエイターとしてゲームを見ても、その短いプレイ時間の間に様々なインスピレーションが湧いて来そうです。ゲームをもっとボリュームアップしたらどうか…自分ならどんなギミックを作ろうか…この音楽と連動するシステムを活かして更に別のゲームを作れないか…等々。かける時間に対して与えるインスピレーションが豊富なゲームは、より多くの人の創作意欲を掻き立てることでしょう。
 代表的な横スクロールゲームのメイキングゲームに「スーパーマリオメーカー」がありますが、「スーパーマリオメーカー」は有名なマリオ作品であることもさることながら、ユーザーがメイキングしたステージをネットや友人を通じて共有・配信できるというシステムで人気を博しました。ゲームを遊んだ人が感じた”自分でも作ってみたい!”という憧れのようなものを実際に形にして他の人に見てもらうことには、ゲームを作って販売することと通じるものがあります。
 「140」にはその起点となる”自分でも作ってみたい!”が湧きやすい世界観となっています。このゲームに感銘を受けたゲームクリエイターが、更なるゲームを作り出すことが非常に楽しみですね。

 簡単操作の名作リズム融合横スクロールプラットフォームゲーム「140」はCarlsen GamesよりSteamで販売中です。

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