「30XX」はローグライクにステージ構成が変化するアクションプラットフォームゲームです。同じくアクションプラットフォームゲームとして人気を得た前作「20XX」の続編となっており、システム等が大きくパワーアップしています。
見た目で既にお気づきかもしれませんが、本作はグラフィックやアクション性について『ロックマン』シリーズ、特に『ロックマンX』シリーズにインスパイアされた作品で、そこにローグライク要素が加わったゲームとなっています。
なお、ローグライク要素を省いたゲームモードもあります。こちらではステージの道中で倒れて再挑戦するとなった場合でも同じ構造のステージで遊ぶことができ、より『ロックマンX』シリーズに近いモードと言えるでしょう。ローグライクゲームに含まれる”気軽に同じ条件でリトライができない”という点が苦手なかたにも楽しみやすい設計となっています。
ゲームでは、チャージ可能なショットとボスの能力の一部をそのまま得て使えることが特徴の主人公「ニナ」と、近接攻撃をメインとしボスの能力をそのままではなく独自のスタイルに昇華して習得する「エース」の2種類のキャラクターを使えます。どちらを使うかはプレイヤーの自由です。
こちらはエースの装備画面です。画像上部の「WEAPON、TECHNIQUES」が格闘ゲームのコマンド入力のようにして技を出すことができます。
ステージ道中でもパワーアップを入手でき、画像左下の「CORES」と呼ばれるタイプのものは例えば少しの間滞空できるようになるなどの効果を得られ、所持しているCORESの中からコスト上限の範囲で自由に付け外ししてカスタマイズできます。なお、メイン武器もここから選択できますが、メイン武器のみコストに関わらず1種のみの選択となります。
「AUGS」はステータスアップがメインのパッシブ型アイテムです。所持しているぶん効果を発揮してくれます。
要らないと感じたパワーアップは、ある機能を解放していると拾う前ならばCORESのコスト上限やステータスアップに変換することも可能で、特にCORESの付け外し可能という点も大きく前作にあった目の前のアイテムを取るか取らないか問題も気にならなくなりました。
また、オンラインで2人協力プレイができ、2人のキャラクターでステージを攻略することも可能です。
ゲームの難易度はそこそこの難しさで全体的な操作性は素直なためわかりやすいですが、ゲームの序盤からいきなり本気を出してきて操作に慣れている前提というような構成です。そのため前作となる『20XX』またはインスパイア元である『ロックマンX』シリーズのプレイ経験がないというかたは、最初からその難易度に圧倒されるかもしれません。そのためまずは操作に慣れることをおすすめします。
ローグライク要素のある『ロックマンX』チックなアクションプラットフォームゲーム「30XX」はBatterystaple GamesよりSteamでアーリーアクセス配信中です。
・前作「20XX」
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