サイケデリックなビジュアル！オールドスクールFPS「Cruelty Squad」 ― インディゲーム紹介

本作は「Consumer Softproducts」より発売されたオールドスクールFPS。2021年6月16日にSteamにてリリースされていて、PCで遊ぶことができます。

本作ではゲーム内世界そのものが、人権や命が軽視されるような風潮があり、昔ながらのスプラッタかつド派手な戦闘とディストピアな世界観を併せ持った作品に仕上がっています。暗殺稼業を生業に凶悪な武器を振り回し、指定されたターゲットを抹殺していきましょう。

本作ではまず、特徴的なグラフィックに目を引くでしょう。精神を病んでいるのか幻覚を見ているのかと思わせるサイケデリックな画作りです。画面だけでなく、各アイコンも気持ち悪く描かれています。常軌を逸した作品に感じてしまうかもしれませんが、Steamユーザーレビューにて、1275件のレビュー中98％がポジティブなレビューで圧倒的に好評となっています。

グラフィックに騙されてしまいそうになりますが、一人称シューターとしては非常に良く作り込まれています。本作のガンアクションは非常にシビアで、撃たれればすぐに死んでしまいます。強引な大立ち回りはできず敵との交戦を短くし、気付かれる前に的確にヘッドショットを決めるといった戦略的な立ち回りが重要になってきます。ステルスゲーにも思えますがそう甘くはなく、敵のサーチ力は異様に高いので戦闘はなかなか避けられません。ステージはモールやアパートといった施設が舞台となり、勝利条件が定められています。侵入経路や脱出ポイントを把握し、安全かつ確実に敵を仕留めていきましょう。自分だけの浸入ルートや武具の選択、独創性豊かなプレイングが今作最大の魅力となっています。