大ヒットのローグライクアクション「Hades」ー インディゲーム紹介

ゲーム紹介

「Hades」はギリシャ神話を舞台にしたローグライクアクションゲームだ。プレイヤーは主人公のザグレウスを操作していく。冥界の神ハデスの息子であるザグレウスは冥界を抜けて地上へ脱出するために、冥界のダンジョンに何度でも挑んでいく。その途中で他の神々や冥界の住民に会って助けをもらったり、父親に妨害されたりすることもある。

プレイヤーは6種類の武器から1つ選んでランダム生成された部屋の敵を倒して次の部屋に進むのだ。部屋をクリアする度にアップグレードやアイテムが得られるが、道中で死ぬと、獲得したアップグレードとアンロック要素以外のアイテムがすべてなくなって、家のハデスの館に帰ってしまう。

プレイヤーの基本操作は通常攻撃、特殊攻撃、魔弾、ダッシュと祈りがある。脱出の道中にランダムで得られるダイダロスの槌や功徳というパワーアップがあり、ダイダロスの槌は武器を強化し攻撃のパターンを変えて、功徳は基本行動を強化し攻撃力や防御などを上げていく。強化の組み合わせによって異なったビルドが体験できて、遊んでいる内に新たなシナジーを見つけていくのもこのゲームの魅力だ。

メインストーリー以外にもキャラクター達の互いの関係や物語が語られていく。キャラクター達にプレゼントをあげて絆を深めることでができる。また、プレイヤーが死んでも神々と冥界の住民はそれを知って、どんどん新たな会話が発生していくシステムとなっている。プレイを重ねる度に新たな会話や展開が発生するので、死んでも次の展開や会話を知りたくてやる気が下がらずにプレイし続けられる。

最初は何回も死んで難しいと思うが、その後は段々敵の攻撃パターンや武器の扱い方が分かってきて、いつの間にか簡単にダンジョンの終盤に到達できて、もっと難しい敵に挑戦したくなる。上手くなっていた人達でも飽きなく楽しめるように懲罰の盟約という自分で難易度を調整できるシステムがある。例えば、ボスの攻撃パターンを増やしたり、クリア時間の制限を設定したりすることもできる。それによって、ゲームを初回クリアしても新鮮な二週目が体験できる。

本作はストーリーの面白さはもちろん、アクションゲームとして様々なビルドが楽しめて、クリア後のやりこみ要素も豊富で完成度が高いゲームだ。「Hades」はSupergiant Gamesが開発して、PC向けにSteamEpic Gamesストアにて販売中だ。また、6月24日にはNintendo Switch版も発売される予定だ。

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