Valveが携帯型ゲーミングPC「Steam Deck」を正式発表しました!

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Valveは7月16日に、携帯型ゲーミングPC「Steam Deck」を正式発表しました。価格はモデルによって399ドルから649ドルまで異なります。現時点では海外の一部地域にて予約が始まっており、2021年の12月に出荷を開始する予定です。

Steam Deckは厳密に言うとゲーム機ではなく、ゲーミングPCです。携帯型のゲーミング体験用に最適化されたLinuxベースのSteamOS 3.0を採用しております。Valveによると、普通のPCとしてゲーム以外のアプリが実行でき、Epic Games StoreなどSteam以外のゲームストアも起動できます

スペックは、PS5やXbox Series X|Sと同世代となるZen2+RDNA2アーキテクチャーのAMD製APUと16GB LPDDR5のメモリーを搭載しています。CPUのコアとGPUのコンピュートユニットがPS5やXbox Series X|Sより少ないですが、最新のAAAタイトルを実行するには十分とのことです。

モデルが3種類あり、eMMC 64GBモデルが399ドル、NVMe SSD 256GBモデルが529ドル、NVMe SSD 512GBモデルが649ドルとなっています。ストレージのみが違い、すべてのモデルは高速microSDカードでストレージを拡張でき、ゲーム内のフレームレートやグラフィックの品質に差はないようです

ディスプレイサイズはNintendo Switch OLEDと同じく7インチですが、重量はSwitch OLEDが約421グラムあります。それに対して、Steam Deckは約669グラムあります。他に、ゲームによってSwitch OLEDのバッテリーは4.5~9時間を耐えられるのに対して、Steam Deckのバッテリーは2~8時間を耐えられます

ゲームパッドコントロールではXboxやSwitchのような一般的なコントローラーの入力以外に、割り当て可能なグリップボタン、ジャイロコントロールとふたつのトラックパッドも備えています

スペック的にSteam DeckがSwitch OLEDに優れていますが、遊べるゲームソフトは異なるので、どちらを選ぶのかは完全に自分の好みによるでしょう。

詳細: https://www.steamdeck.com/ja/

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