俯瞰視点2Dアクションゲーム「斬妖Raksasi」 ― インディゲーム紹介

本作は「GlassesCatGames」より発売された俯瞰視点2Dアクションゲーム。2021年4月22日にSteamにてリリースされていて、PC、PlayStation4、Nintendo Switchで遊ぶことができます。

本作は各地で天災人災が起こり、人や妖異との戦争が絶えず、暴動により荒廃した世界が舞台となっています。ローグライク要素も持っているので、毎回異なるダンジョン、荒廃した世界から闇を取り払うべく、7人のヒロインと共に、光を取り戻す戦いに明け暮れましょう。

7人のキャラクターにはそれぞれ、神族や魔族、混血といったバリエーションが豊富です。初めは神族である白神ふさ子しか使えませんがストーリーを進めるごとにキャラクターが解放されていきます。ストーリーは全6章からなっていて、150種類の敵や200種類もの秘宝が用意されています。キャラクターごとに装備可能な武器やスキルが異なるので、自分好みの武器やスキル構成を見つけ戦闘を楽しみましょう。

本作の最大の特徴は、ダンジョン内でやられてしまっても、「殺気」というポイントを引き継ぐことができます。ローグライクと言えばトルネコの大冒険のように、やられてしまえば今まで強化してきた武器やアイテムがすべて水の泡ですよね。しかし、本作は敵を倒して手に入れたこの殺気ポイントを使い、アイテムの解放やスキル追加、キャラの強化等ができます。強化したキャラはそのまま引き継がれていくので、やられても強くなれるシステムを導入しています。どのキャラクターに振り分けるか悩みどころですね。

本作の敵はボスだけでなく、雑魚敵もかなり強くなっているため、ごり押しクリアが難しく、適切な間合いと攻撃のタイミングが重要になります。俯瞰視点ではキャラクターの表情が見えない、臨場感がないなどのデメリットがありますが、メリットもあります。上から見ることで死角がなく、適切に敵との間合いを把握できるので、煩わしい操作ミスが減ります。敵が強い分、正確な判断が求められるので、ひとつの判断ミスが命取りとなってしまいます。