「PICO PARK」空気を読まずに暴れますか？プレイヤー同士の協調性が問われるアクションパズルーインディゲーム紹介

　「PICO PARK」は2人から最大8人で遊べる、カジュアルな横スクロール協力アクションパズルゲームです。
パズルとは言うものの、ルールや答えはやってみればわかりやすく、どちらかというとステージクリアはいかにプレイヤー同士で協力できるかに大きくかかっておりパーティゲームに近いイメージです。気の合う友人たちを誘ってみてください！
ステージギミックは遊んでいるプレイヤー数に合わせて適切に姿を変え、必ず楽しめるように設計されています。

　プレイヤーは基本的には横移動とジャンプのみできます。
目の前に大きな穴があったとしましょう。そのまま1人ではどうやっても飛び越えることはできません。そこで、他のプレイヤーの上に乗って足場にすることで、より遠く・高くに飛ぶことができます。
足場になっているプレイヤーはその間ジャンプができません。また、足場のプレイヤーが横に動くとそれより上段に立っているプレイヤーも一緒に運ばれる形で動きます。しっかり役割を決めてステージギミックを乗り越えましょう。
もしいずれか1人でもプレイヤーが穴に落ちるなどして倒れるようなことがあれば、即刻ミス扱いとなりステージの最初からやり直しになります。
これが本作の基本的なルールと流れです。

　パズル要素となるステージギミックは協力必須ですがわかりやすいカジュアルなものが多く、1ステージも長くならない程度に抑えられているので、プレイヤー全員で本気でプレイすればそう時間はかからないでしょう。
本作の面白さは、多人数プレイによって生まれるわいわいさ加減にあります。この手のゲームを大人数で遊んでいて、あえて空気を読まずに”邪魔してやりたい…”という思いを抱いたことはありませんか？
別に最速クリアを目指さなくても良いんです。面白くプレイできるなら、少しくらい妨害しても…
ステージのカジュアルさから、プレイしていてそんな思考が生まれやすいです。
面白さを狙って要らない行動を起こし、場を乱す。おもしろ迷惑なわいわいプレイングが実況動画や配信界隈で賑わい見せ、最近とても注目を集めている作品となっています。人数が多ければ多いほど全体の協調性は乱れ、本来ならゲームクリアには要らないのに高度な読み合いを繰り広げているさまも見受けられます。もちろんミスになれば最初からやり直しのペナルティが課せられますが、フレンド同士の仲の良さで許し合ってまた挑戦！(結局また誰かが裏切るかもしれないんですけどね！)
やり直しペナルティのテンポの良さも、このおもしろ迷惑プレイングに拍車をかけているでしょう。ゲームの設計が生きている証です。
ただ、妨害で喧嘩にならないよう仲良く楽しんでくださいね！

　本作にはPvPのミニゲームもありますので、そちらでガッツリバトルを繰り広げても良いでしょう。もう協調性は関係ありません。