図書館の主人になってゲストを迎えよう「Library Of Ruina」ー インディゲーム紹介

ゲーム紹介

Library Of RuinaはProjectMoonが開発、販売する図書館バトルシミュレーションゲーム。Steamでは9,596 件のレビューを集めながらも非常に好評(全体の91%)となっている。

本作は「図書館バトルシミュレーション」をコンセプトとしたゲーム。プレイヤーは図書館にゲストを招待し、戦いを繰り広げることでゲストから物語が記された「本」を得ることができる。
物語の目的は図書館の館長であるアンジェラがたった一つの完全な本を見つけ出すこと。招待状もなしに図書館に迷い込んだ最底辺の9級フィクサー「ローラン」と織りなす重厚なストーリーは大きな魅力だ。更にLibrary Of Ruinaは世界観が特徴的。金や力が全てを支配するようなディストピア世界であり、残酷で凄惨な描写が多数見受けられる。細部まで作り込まれた設定がプレイヤーをゲームの世界により一層引き込んでくれるだろう。

カードゲーム×RPGをコンセプトにしたようなゲームシステム。スタッツ決定にはダイスを用いるため、TRPGを想像すると分かりやすい。移動速度を決めたあと、どの敵を攻撃するかを選択し戦闘開始。お互いにダメージを与え(ターン)が終了する、が一連の流れだ。いわゆるMPの役割を持つ混乱耐性度はゼロになると一ターン行動不能になるが、次ターンに全回復できるシステムとなっている。攻撃選択時には特殊能力を持つページと呼ばれるものを使用でき、ページは自分で集めたものを好きなように選択してデッキのように扱うことが出来る。ダイスで一発逆転が狙えはするも、根幹は戦略性の高いカードゲームだ。

ストーリーはADVゲームのように進んでいく。世界観、キャラクター、ストーリーの全てに力を入れているため会話パートは多く、ボリュームが多い。日本語には対応しているがボイスは全て韓国語。主人公格のアンジェラやローラン以外にも魅力的なキャラクターが多く登場し、独特なタッチのイラストも特徴の一つ。

また本作ではOPや挿入歌EDなどを世界的に有名な音楽グループ「Mili」が担当。また世界観に没入させるためBGMにも力が入っており、ゲーム内楽曲は本作最大の魅力の一つとなっている。

本作はSteam/ Xbox Oneで配信中。

Steam:https://store.steampowered.com/app/1256670/Library_Of_Ruina/
公式ツイッター:https://twitter.com/ProjMoonStudio

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