擬人化された動物たちが繰り広げるデッキ構築型ローグライクゲーム「バナーオブルイン: 破滅の戦旗」 ― インディゲーム紹介

ゲーム紹介

2021.12.12

本作は「MonteBearo」より発売されたデッキ構築型ローグライクゲーム。2021年7月30日にSteamにてリリースされていて、PCで遊ぶことができます。

本作はクマやネズミ、オオカミといった動物たちが擬人化した世界で、探索と戦闘を繰り返していきます。探索するルートはカードで提示され、選択肢は3つ存在します。あなたが選んだカードによって、敵との戦闘やアイテムの補充といったさまざまなイベントが発生します。

最初は2人のキャラクターで冒険が始まりますが、物語を進めることで仲間を雇えるようになります。パーティ間でデッキは共有されますが、各キャラクターには固有の才能カードや装備品といった概念が存在します。カードを使用するためにはキャラクターのスタミナを消費します。パーティ人数が多いことで使用できるカード枚数も増加するので、仲間が大いに越したことはありません。

本作の難易度は高く、あなたは幾度となく敗北を味わうでしょう。敵の強さが理不尽に感じてしまうこともあるかもしれませんが、周回して学習し難所を乗り越えていく感覚が好きな人には、たまらない作品に仕上がっています。敗北してしまうとそれまで手に入れた武器や防具、レベルは持ち越すことができませんが、種族ごとの経験値は貯まり、種族の階級が上がり強化されるといった救済措置が用意されています。

戦闘では最大6人のパーティを組み、前列と後列にキャラを配置します。毎ターン5枚のカードを引いて、使用したカード、手札に残っていたカードは全て墓地へと送られていきます。デッキを使い果たすと、墓地のカードがまたデッキに戻ります。キャラクターにはそれぞれ生命力とアーマーがあり、敵の攻撃を受けるとアーマーから削られていき、破壊されると生命力にダメージを受けてしまいます。キャラクターの生命力を減らすことなく、いかにして敵を倒すかが攻略の鍵となるので、手探りでひとつずつ学習しながらプレイをお楽しみください。