「Project Winter」非対称対戦脱出サバイバル×人狼 ― インディゲーム紹介

ゲーム紹介

 「Project Winter」は、己の生き残りをかけた非対称型の脱出サバイバルゲームです。プレイヤーは脱出者たる「サバイバー」と裏切者たる「トレイター」に分かれますが、本作はいわゆる人狼要素がありトレイターはプレイヤーにバレないようにすると動きやすいです。

 ゲームが始まると、それぞれの役職がランダムに全プレイヤーに振り分けられます。その役職は大まかに「サバイバー」、「トレイター」という2チームに分かれていますが、各チームに特殊な能力を持った役職も存在します。
サバイバーはサバイバー同士で協力し合って脱出を目指しますが、最終的には自分自身が脱出することが目的です。その辺りは『Friday the 13th: The Game』や『Dead by Daylight』と近いですね。かといって自分1人では大したことはできず、最初から個人勝利を目指しても失敗に終わることがほとんど。他プレイヤーとの協力関係は必須と言えるでしょう。
トレイターは全サバイバーの脱出を妨害しましょう。そのために、トレイター専用のアクションは欠かせません。このゲームは役職に関係なくプレイヤー同士で攻撃できます。その気になればプレイヤーキルも可能なわけですが、全プレイヤーをその手でキルするのは現実的ではありません。「脱出の妨害」を優先し、プレイヤーキルは妨害の一環として狙える時に狙う程度に考えておくと良いかもしれません。
トレイターらしき人を見つけたら投票によって追放することができますが、追放された人物はゲームから除外されるわけではなく行動の一部が制限されることになります。一部とはいえ制限されれば動きづらいことは確実なのでトレイターは追放しておくと良いです。トレイターはバレないように!

 本作の舞台は過酷な雪山であり、その自然はサバイバー・トレイター関係なしにプレイヤーに猛威を振るうことが多々あります。決して一筋縄では行かない環境で、協力と裏切りが交錯する…果たして、脱出者は現れるのでしょうか?
そんな舞台ではマッチング開始から30分後、フィールド全域にメガブリザードが到来します。これは言わばタイムリミット。これ以降はどこにいようが何をしようが常に体力を削られ、回復がまるで間に合わなくなります。一刻の猶予は残されていますが、長くはもたないでしょう。サバイバーはこの時間までに脱出を目指し、トレイターはこの時間までサバイバーを逃がさずかつ自分は生き残ることを目指します。

 サバイバルのルールは説明を省きますが、人狼ゲームおよび非対称型の対戦脱出サバイバルゲームとして人気のある作品になっています。友人とプレイしてみてはいかがでしょうか。

 雪山で己の生存をかけて戦う非対称型の脱出サバイバル×人狼ゲーム「Project Winter」はOther Ocean InteractiveよりPC(Steam・Windows)、PlayStation4、Nintendo Switch、Xbox One、Xbox Series X|S向けに配信中です。なお、Steam版以外でクロスプラットフォームプレイに対応しています。

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