夢の中で見る悪夢に立ち向かうローグライクアクションRPG「Dreamscaper」ー インディゲーム紹介

ゲーム紹介

DreamscaperはAfterburner Studiosが開発するローグライクアクションRPG。Steamレビューでは全てにおいて非常に好評を獲得している。メタスコアは80点。

本作の主人公はうつ病を抱えるキャシディ。彼女が見る悪夢がダンジョンとなっており、トラウマと対峙しながらそのダンジョンを進めていくことになる。プレイヤーはキャシディの潜在意識の中に潜り込み、美しく印象的な夢の中を冒険し、装備などをアップグレードしながら彼女の物語を解き明かしていくのがゲームの流れ。様々な夢の中で、キャシディの記憶と体験を垣間見る夜パートと、彼女の現実世界で周りの人々との友情を育み、彼女の悪夢の闇を消し去るための協力を仰ぐ昼パートに分かれている。

本作はローグライクアクションRPG。突入ごとにステージを構成する要素が様々な変化を見せる。地形、敵の配置、などだ。ダンジョンの難易度は高いので装備を更新しながら先へ進む必要がある。また、本作では入手時の階層が深いことでドロップ品の基本性能が上がる。そのため、低階層でたまたま手に入れたレアアイテムがずっと使えるという可能性は少ないバランスになっている。
武器は近接武器、射撃武器、魔法、三つの装備が存在。魔法や射撃に関しては特殊なリソースを消費することはなく、使い放題だ。この三つの装備を使い分けたり組み合わせることで爽快なアクションを繰り出せるようになっている。また、本作ではパリィも存在。プレイヤーたちが操作レベルを上げていくことで快適に戦闘が進められる仕組みになっている。

本作はローグライクにおけるストレス要素になりえる部分を極力排している。例えばダンジョンでクリア済みの部屋ならどこにでもワープすることができるし、マップ表示も親切。ギミックや取り残したアイテム等が分かりやすくしてあるので気づかずにスルーしてしまったなんてことがなくなる。また、不必要なアイテムを置いて先に進むとそのアイテムを自動で換金してくれる機能まで付いている。
しかもダンジョン内には装備やアビリティなどを変更できるアイテムが点在しており、自由に付け換えが可能。とにかくストレスなく冒険を進められるような素晴らしい配慮がなされていると言えるだろう。

本作はSteam/Nintendo Switchにて配信中。

Steam:https://store.steampowered.com/app/1040420/Dreamscaper/
Twitter:https://twitter.com/dreamscapergame

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