「Project Zomboid」はなぜ今好評を得続けているのか ─ インディゲーム分析

やりこみ記事

「Project Zomboid」は、The Indie Stoneにより開発されたゾンビサバイバルゲームです。
ゾンビが溢れた終末の世界で生き抜くことが目的となります。

今「Project Zomboid」は、インディゲームの中でも高い人気を誇り、我々のインディゲームランキングでも長きに渡ってランキングの上位に入り続けています
最初にランキングにランクインしたのは、2021年の12月でした。次の週には一気に1位に急上昇しています。

しかし「Project Zomboid」がリリースされたのは、2013年の11月です。
デモ版のリリースは、更に前の2011年4月でした。

2021年の12月に大型アップデートが行われ、「Project Zomboid」は急上昇を果たしました。
今回は、なぜ今「Project Zomboid」が人気を得続けているのかを調査します。

■そもそも「Project Zomboid」とはどんなゲームか

ゾンビが溢れる世界で生き抜く、見下ろし視点のサバイバルサンドボックスゲームです。
様々な日用品など、街でサバイバルに必要な物資を漁り、飢えや渇き、病気などをしのぎ、
迫りくるゾンビに備え防御拠点を構え身を守り続ける。
現実的なサバイバルに焦点を当てたゾンビサバイバルの代表作です。

■マルチプレイ刷新でストリーマーを中心に人気が再燃!

人気に火が点いた大きな要因は、マルチプレイとSNSでのバズでした。

すでに2014年の時点でマルチプレイはあったそうですが、あまり精度が高い物ではなく、根本から構造を見直し、新しいマルチプレイ機能を追加しました。
簡単に快適にマルチプレイが出来るようになり、今まで購入していたユーザーも一気に復帰、ストリーマーを中心にブームが起き、更に購入数が増えるというサイクルが生まれました。

横這いだったプレイヤー数が一気に跳ね上がっている

■ほぼ続編と言われた大型アップデートで更に注目!

大型アップデートBuild 41は、2021年12月20日に実装されました。
プレイスタイルを5種類追加し、遊び方を更に拡張。
武器や戦闘バランスも刷新、キャラのモーションや演出、システムの細かい部分も向上しました。
続編と言って遜色ないと言われる大型のアップデートは、延期によりリリースは遅れましたが、潜在ユーザーにも刺さり、大きなブームに繋がりました


この現象から「Project Zomboid」自体が高い支持を潜在的に維持していたタイトルであるとわかると同時に、継続的なアップデート快適なマルチプレイの実装は、多くのユーザーが復帰または参入するきっかけになったことがわかります。

10年以上開発されている老舗タイトルですが、マルチプレイをきっかけにSNSで人気が再燃し、大きく話題になりました。
今回取り上げた「Project Zomboid」は、Steamで好評配信中です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました