巨大生物の背中に拠点を築いて生活する異色の街づくりシム「The Wandering Village」 ― インディゲーム紹介

本作は「Stray Fawn Studio」より発売された街づくりシミュレーションゲーム。2022年9月15日にSteamにて早期アクセスリリースされていて、PC、Xbox Oneにて遊ぶことができます。Steamレビューでは全てのレビューにおいて非常に好評を獲得しています。

本作は猛毒の胞子により自然が滅んでしまった世界を舞台に、謎の巨大生物「オンブ」の背中に町を作り、汚染から身を守りながら生き抜いていくサバイバル要素を含んだ街づくりシミュレーションゲーム。オンブとともに汚染された世界を浄化して回りましょう。

本作の街づくりは基本的に、家を建てて土を耕し、研究所にて新たな物を開発して効率よく生活できるようにしていくという一般的な内容。しかし、毒が蔓延している世界をオンブは歩き、行く先々で環境が変化するので、場所によっては恩恵や困難が訪れます。

オンブの背中だけでは資材不足に陥るので、街の外へと遠征に出ていきましょう。木材や水、砂や石に研究に役立つ過去の遺物などが手に入るので、街を環境に適応させながら発展させていきましょう。

オンブは自由に歩き回り、行く当てもなく彷徨いますが、プレイヤーの対応次第で人類の望む方向へと歩を進めてくれるようになります。猛毒は人間だけでなくオンブにも有害です。毒の胞子の駆除をしつつオンブの健康状態を保つための手伝いをしてあげると、徐々に信頼されていきます。この世界で生き残るために共生を目指すか、ただ背中に寄生するだけかはプレイヤー次第。「The Wandering Village」はSteamにて好評配信中。