【ネタバレ注意】「The Witness」 の魅力、パズルに溢れる世界への誘い。

やりこみ記事

 こちらは「The Witness」のネタバレ要素を含みます。ゲームをクリアしていないかたは、クリアしてから目をお通しすることをおすすめいたします。
 ネタバレを極力除いたゲーム紹介を公開しておりますので、ゲームを知りたいかたはこちらをどうぞ。

これ以降よりネタバレを含みます。

 上記ゲーム紹介にて、「オープンワールドの綺麗な風景もこのゲームの魅力の一つですから、風景を見ながら一息つくのもまた一興です。」と触れましたが、実はこの“風景を見る”という行為が非常に重要な隠し要素のトリガーとなっています。
 「The Witness」のSteamページのPVの2つめはゲームの舞台を上空から撮影したような風景映像ですが、よく目を凝らして見てみて下さい。

 何かに気が付きましたか?
 分かりやすくするため、1シーンのみ切り取ってみます。

 このゲームのパズルを解く上で必ず守るべきことを“スタートからゴールへ線を引く”ことであると紹介しました。そしてスタートとなる場所は少し大きめの○がある場所、ゴールは半円の形状になっている場所です。
 何気なく探索することができるこの風景の中にも、実はパズルが存在しますこれをふまえて、上記の1シーンをもう少し可視化してみます。2つの画像を比較してみてください

 この気づきこそが、「The Witness」の真の始まりなのです。
 一度気付いてしまうとあら不思議、島のあちこちでこの風景に潜んだパズル達が顔を見せ始めます。いえ、正確にはもう既にその姿は見えていたことでしょう。そう、あなたがゲームを始めたあの場所にも…
 こうなってしまうと、もう以前のように風景を見ることができなくなってしまうかもしれません。これら島の風景に潜むパズルたちは、日本ユーザーには「風景パズル」の愛称で親しまれています。コメントアリの動画を視聴している際、「ここ風パ(※風景パズル)」というコメントを見かけたことがあるでしょうか?彼らもまた「The Witness」の世界に触れ、風景という風景にパズルを見出すようになった人達なのです。ほら、動画を再生している時のシークバーも…なんとなくそう見えてきませんか…?
 冗談はさておき、風景パズルは少しばかり悪魔的かもしれませんが「The Witness」を名作たらしめた最大の魅力と言えるでしょう。

 風景パズルをクリアすると、島にいくつかある黒い柱のオベリスクにクリアの証が灯っていきます。オベリスクはうっすらとそれぞれが担当している風景パズルのヒントが記されており、おおよその形状や風景パズルがある方角を知ることができます。
 ゲームの制覇時、実績は「523クリア(通常のパズル),+135(風景パズル),+6(制覇したオベリスク)」となっています。ゲームをとことん遊び尽くしたいかたは制覇してみましょう!ただし、あなたを待ち受けるのは難易度の高いパズルとそれこそ悪魔的な風景パズルたちです…!相当な歯ごたえがありますので休憩もお忘れなく!
 風景パズルをクリアするにあたってのヒントですが、プレイヤーの立ち位置の吟味が非常に大切になってきます。通常のパズルでも解いている間に障害物が邪魔をして線を引けず、あるいは表示されているルールがよく見えず、立ち位置を変えてからクリアするということがあります。風景パズルではそれが特に顕著ですので、色んな場所から見てみてください。

 また、このゲームでは有名な数学者たちが残した発言を録音したレコーダーがたくさん落ちています。ゲーム内では触れられていませんが、この画像にある池はそれらレコーダーなどのいくつかの隠し要素を示した島の地図となっています。レコーダーは実績には関係ないですが、製作者が伝えたい言葉の数々が詰まっています。レコーダーを探して、その言葉に耳を傾けてみてはいかがでしょうか?

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