ゲームの大幅アップデートにより、本記事の仕様から変わって通用しない情報が多くなりました。本記事では過去の情報を残していますのでご注意ください。
エンティティ(悪霊)の弱点を探り、浄化を目指すホラーゲーム「Ghost Hunters Corp」。
ここのところSteamレビュー数も増えているようで、徐々に活気づいて来ているようですね!
8月10日には、新マップ追加をメインとする後日アップデート予定内容の情報も公開されました。ますます期待が高まります。
前回の記事では、屋内の入口までだけで調査を進め、安全なやり方でサブ目標などから経験値やお金を稼ぐ方法を紹介しました。
※前回の記事↓
しかし、入口だけではエンティティの浄化に至ることはほとんどの場合できません。具体的には「MEL-8G0が強力なOCC値を示す呪われたオブジェクトを、ニュートリノガンで撃とう:Destoroy the haunt of the cursed object with the Neutrino-gun, which emits a powerful OCC value measurable with the MEL.」などがそれに当たり、こちらは対象のオブジェクトを探すために家の中を探索する必要が出てきます。(「Ghostpedia」に示される浄化法の組み合わせ次第では稀にこれらが無く入口だけで浄化できますが、運が絡みます。)
安定してエンティティの浄化ができるようになるためには、屋内の奥へと足を踏み入れなければなりません!
そこで今回は浄化のお話の前にどれくらいからが危険を伴ってくるのか?に触れたいと思います。
危ない!!
ゲームはエンティティから攻撃を受けると、視界が歪んできます。ホラーゲームなのでSAN値が減るといったところでしょうか。そのままSAN値が減り続けると、プレイヤーはエンティティに倒されてしまいます。
エンティティから離れるか攻撃を止めさせられればSAN値は回復するので、常に退路は確保しておいて危ないと思ったら離れましょう。
逃げるためにプレイヤーは前か斜め前に走ることができますが、それ以外の向きには走れず、走り続けるとスタミナが切れて走れなくなります。マップ「USA – Lost House」にて、「トラック内~屋内入口+α」を走る辺りでスタミナが切れます。時短のために走りたい気持ちもわかりますが、スタミナが無くて距離を取れない…!となっては元も子もないのでグッとこらえて、(旧式仕様)
8月19日のアップデートにより、結構走り続けることができます。少しくらい時短目的の走りをしても余裕はあるくらい走れます。が、スタミナを最後まできらさず中途半端に止めると回復に時間を要します。微妙に少ないスタミナ残量で活動し続けるよりは、一旦完全に切らしてから全快させたほうが走れます。ミッション開始前の拠点でも走りとスタミナの確認はできますので、そこで走ってみて感覚を掴むのも良いかと思います。
エンティティに対峙していない間は、屋内あるいはこれから屋内に入るよという時には十分にスタミナを保っておくことをおすすめします。
次は、安全なエリアについてです。
トラックの外はエンティティからの攻撃を受ける可能性があります。建物には入っていないからといって絶対的な安全はありません。主に屋内でエンティティと接触し、エンティティが攻撃態勢に入った時に室外までも追いかけてくるようになります。イメージとしてはプレイヤーの行動で怒りゲージが上昇していき、あるラインまで達したら攻撃開始という感じです。(配信されている方々の動画を見ている限り、マルチプレイ時は人数分怒りゲージを獲得しているように思えます。場合によっては攻撃間隔が異様に短いかもしれないのでご注意を…)
先ほどの画像ではエンティティがトラックまで追って来たためにトラック内からOCC12.3、温度0.0を観測できています。
エンティティがトラックの扉に近づくと、トラックを殴打します。その瞬間エンティティは攻撃を諦めてエリア内にワープで戻ります。
ですので、トラック扉側の側面に密着したまま後方まで駆け抜ければ、ほぼ安全と言えます。
ちなみに、トラック殴打音はわりと大きく結構怖いです。筆者の私は初めてこれをやられた時にビビッて即刻拠点に帰りました… とにかく、それほどホラーゲームとして怖いという魅力があります。
とはいえ外(画像の位置)と屋内とでは安全性が段違いであり、攻撃態勢にさえ入っていなければ数十分この辺りでじっとしていても平気で居られました。
エンティティを刺激しなければ、外は比較的安全です。
攻撃態勢でも何でもなくエンティティが屋外をうろついていたレアケースはこちら…↓
外ではよそ見はしないほうが良いかと思います。
そのほか、ある程度エンティティを刺激してからトラック内で数十分待機していると攻撃態勢に入られた経験もあります。これについては滅多にない相当なレアケースですので覚える必要はないと思いますが、絶対にエンティティが怒らない場所は無い…ということですね。
もちろん、トラック内なので怒られはしても倒される心配はありません。
エンティティが怒って攻撃態勢に入ると、プレイヤー目掛けて一直線に向かって来ます。そして、攻撃態勢に入る時はかなり離れた位置からでも入ります。素早く退路方向を向き、走って離れたいですね。
エンティティが怒るには、屋内に居る、音声認識で声をかける、扉・照明以外のマップオブジェクトを触る、などがあります。「エンティティの近くに居る」など怒り上昇が著しいものもあります。
前回で紹介した通りエンティティは常に家全体をランダムに徘徊しているので屋内は一様に危険と言えます。いずれか1部屋はゴーストルームとしてエンティティの初期位置となっているので状況によって危険度が増す場合があります。
エンティティの移動を妨げる護身具として、「Mary Statue」、「Crucifix」、さらに謎のアイテム「???」があります。
「Mary Statue」は地面に置いて使用し、RevenantとChildのエンティティに効果を発揮します。「Crucifix」は地面に置いても手に持っても使え、Poltergeist、Shadow、Demonに効果を発揮します。どちらも、エンティティは効果が発揮されているそれを障害物とみなして別のルートを探ろうとします。有効に活用すれば接近してくるルートを制御したり、一時的に安全なエリアを作ることができます。
「Mary Statue」「Crucifix」ともにエンティティが近くに居ると徐々にダメージを受け、最終的には効果が無くなります。効果が無くなったものは黒ずみます。(音が無いので気付かないうちにダメになっているかも。時折気にしてあげましょう。)
追記:8月19日に行われたアップデートにより、「エンティティが5m範囲内に3つ以上の障害物アイテムを認識する」と大激怒するようになりました。ほか、障害物アイテム上に長時間立ち続けても大激怒します。比にならない頻度で攻撃態勢に入るうえ、攻撃時に障害物アイテムを中心とした周囲のアイテムを投げ飛ばされ、アイテムによる安全エリアの展開位置がメチャクチャになりやすいのでご注意ください。(しかも大激怒の音がまた怖い…)
大激怒の合図になる音には幽霊の声や笑い声などが含まれています。これをGhostly Voice On-Site(現場に響く幽霊のような声)と勘違いしないようにご注意ください。
そして恐らく皆さんも気になるであろうこちら「???」。ゲーム内では説明がなく名称はわかりません。ので、「牛のおもちゃ」と仮称しておきます。
このアイテムは拠点では見られずミッション中でのみ存在し、トラック内のトイレのわきの非常に見えにくい位置に隠されています。
メインアクションボタン(デフォルト:右クリック)で使用すると何とも言えない音を出します。牛の柄が入っているし「モー」と言っている…?
このアイテムの特徴は以下の通りです。
・使用時に超至近距離の、攻撃態勢に入っているエンティティを退けます
1回退けると、使えなくなります。効果を発揮すると真っ黒になるのでわかりやすいです。
追記:エンティティが現在攻撃態勢に入っている時にのみ有効です。通常時(こちらを攻撃していない時)に適当に使っても誤爆しません。ありがたいですね。
クールタイムは短いので連発できます。すぐに右手アイテムを牛のおもちゃに切り替えて使用することができれば、まず間違いなく倒されないと思います。
奥に進むのが怖くても、とりあえず連発していればまず間違いなく倒されないと思います。
・全てのカテゴリーに効果を発揮します
「Mary Statue」や「Crucifix」と違い、カテゴリーがわからなくても確実に効果が期待できます。
・使用時以外は何も効果がありません
「Mary Statue」や「Crucifix」と違い、障害物とはみなされないのでルートを制御したりはできません。
・インベントリ可、左手持ち不可
使用しなければならないのでインベントリでは効果がありません。
床に置いてメインアクションで牛のおもちゃを使用してもOK。(ただし牛のおもちゃがちょっとだけ暴れまわります。)
浄化は進展しなかったので護身具のようです。
一見おふざけアイテムかと思いきや意外にも強力なのでした。
さて、安全なエリアが分かったところでいよいよ家の奥へと入る練習をしましょう。
筆者の私がおすすめしたい家の奥まで入るための練習方法は「呪われたオブジェクト」の持ち帰りです。
呪われたオブジェクトをトラック内まで運んで持ち帰ると報酬が増えるほか、家のオブジェクトを触ることでエンティティが怒りますので”危険な状況”がどんなものかより経験しやすくなります。
「呪われたオブジェクト」は家の中のオブジェクトからランダムに選ばれる、OCCが強いオブジェクトで、MEL-870-GやOccult Meterでおおよその位置を検知できます。まずはそれらを持って、「この辺にあるか?」とアタリを付けましょう。なお、「呪われたオブジェクト」は1プレイ中に複数あります。
アタリを付けたら怪しいオブジェクトから順にトラックへ運んでいきます。左手に懐中電灯、右手にEMF K2などのエンティティの接近を感知できるような護身アイテムを持ち、万全の態勢でいざオブジェクト運びに挑戦!
(持ち運び中は右手アイテムを降ろすので見えなくなります。左に懐中電灯を選んでいるのはそのためです。)
触れるオブジェクトは中央のアイコンが少し変化するので、近づいて確認してみてください。
これらはトラックに置いてあるようなゴーストハンティングアイテム達とは違い、手やインベントリに入れて持ち運ぶことはできません。掴むボタン(デフォルト:左クリック)を押し、掴んだ状態で運びます。
このグラブの挙動に癖があり、掴んだ物を自分から少し離れた位置で運ぶゆえに壁や色々な障害物に引っかかって、ボタンを押したままなのに物を落としてしまうのです。
慣れればスムーズに運べるようになりますが、本当に癖が強い動きなので慣れないうちはかなり手間取ることになります。その間にエンティティはあなたの側に…EMFが鳴ったら警戒してください。
初めてオブジェクトの運び入れに成功すると、達成感がありますよ!
運んだ後は改めて本当に呪われたオブジェクトかアイテムで調べます。
入口付近のオブジェクトがすっかり無くなってしまったら再度ミッションに来て練習しても良いです。何度もやっているうちに、自然と自信が付いてきっと家の奥まで入れるようになります。
エンティティ接近感知アイテムを持って探る。目ぼしいものが無ければ別の部屋へ。危険が迫ったら素早く戻る。何気なく行っていたその一連の流れが、家の奥を調べに行く上で大切な動きなのです。ぜひ感覚を覚えて下さいね!
ここからはおまけで、グラブ中のちょっとした知識を紹介します。
オブジェクトをグラブしている間、マウスホイールロールで掴んでいるオブジェクトを近く~遠くに動かすことができます。
それぞれの特徴は以下のようになります。
・遠距離
プレイヤーから離れた位置で物を操作するので、プレイヤーがスムーズに移動してもオブジェクトだけ障害物に引っかかりやすくなります。スムーズに運ぶにはコツが要ります。
後退するときに掴みが外れることがあります。逆に、前進では引っかからない限り外れにくいので前進運び向け。
押し込む力が強く、邪魔なオブジェクトや扉を押し退けながら進みやすいです。
・近距離
プレイヤーの近くで物を操作するので、素直な挙動に近くなり直感的に運びやすくなります。(移動時の慣性でプレイヤーから少し離れたりするので過信は禁物。)
前進するときに掴みが外れることがあります。逆に、後退では引っかからない限り外れにくいので後退運び向け。
押し込む力が弱く、邪魔なオブジェクトや扉を押し込みながら進むのに時間がかかります。
掴み方によっては近づけただけで掴みが外れます。
グラブ中のオブジェクトで扉を押し退けられることで、誤って外からトラックの扉を閉めてしまうことがあるのでトラック内に入れる時は一旦やや後ろまで持って行ってから、振り返って載せると安定します。
グラブ距離は中距離くらいがバランスが良く使いやすいです。
何もせずグラブすると遠距離になりがちです。慣れてきたら、距離変更も意識してみてください。
さらに、グラブ中にメインアクションボタンでオブジェクトを投げ飛ばします。軽いものやよく転がるものは遠くまで飛ばせます。
また、グラブしたままRキーを押しっぱなしにするとオブジェクト回転モードになります。
このままマウスを動かすと、オブジェクトを回します。挙動は3Dオブジェクトの作成・編集ソフトのものに似ているので知識がある人は親しみやすいかもしれません。慣れていないとちょっと扱いが難しいかもしれません…
回転モードを使わなくても、壁の縁などに押し付けて無理やり向きを変えることもできます。
大きいものを狭い場所に通そうとすると、向きによってはつっかえます。その時にお世話になるかもしれないモードです。
この間は視点の移動、キャラクターの移動が制限されるので注意。
さて、今回も最後におさらいをしましょう!
・プレイヤーの心音が聞こえたら危険の合図!
危ないと思ったらすぐに退路を向き、走ってエンティティから距離を取りましょう!
・屋内から先は絶対安全なエリアは無し
防衛アイテムを活かせばある程度なら安全が作れます。
それでも来る時は来るので油断はしないように!
・家の奥を探るコツは”エンティティ接近感知アイテムを持って探る。目ぼしいものが無ければ別の部屋へ。危険が迫ったら素早く戻る。”
呪われたオブジェクトの回収がそれを学ぶのに適しています。成功すれば追加報酬が貰えますので挑戦してみてください。
・グラブ中にオブジェクトを前後に動かせる
遠距離と近距離を使い分けられればさらにスムーズにグラブ運びができます。
家の奥まで入る自信が付けば、浄化成功がグッと近づきますよ!
また長くなりましたので今回はここまで。次回はいよいよエンティティを浄化します…!
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