カードRPGとダークなアドベンチャーゲームを組み合わせた「Black Book」ーインディゲーム紹介

Black BookはMorteshkaが開発したカードRPGとアドベンチャーが組み合わさったゲーム。GAmescom award 2020などにノミネートされている。

本作はスラブ神話をベースにした物語が展開されるツァーリ君主時代のロシアを舞台にしたカードゲームとアドベンチャーを合わせた作品だ。主人公の少女の名前はヴァシリーサ。魔女になることを定められた彼女は、その運命から逃れ愛する者と結ばれようとするが、ある事件で婚約者を失ってしまう。
恋人を失い心を痛めたヴァシリーサは、それに隠された7つの秘密を解き明かした者の願いを叶えるという悪魔の遺物、Black Bookを探し求めて旅に出ることになる。

システムは主に探索と戦闘の二つ。探索はブラックブックによるナレーション+選択肢の形。悪魔と出会ってしまっても戦う以外に話しかけたり、仲間を頼ったり、様々な選択が可能。倒した悪魔の情報や呪文を記載できるのでバトルではそれらを召喚して戦う。
戦闘はカードによるデッキ構築型。Black Book（デッキ）のページ（カード）を編集して戦闘。ターン中にランダムドローした中からページを選び呪文を唱えて戦うことが出来る。