海外インディ開発者の考え方~「INDIE GAME MARKETING: A GUIDE ON STANDING OUT」第六回~

インディゲーム市場について

前回のINDIE GAME MARKETING:A GUIDE ON STANDING OUTに続いて、今回はイベントでの展示についてを皆さんに紹介します。


イベントでの展示

イベントは、ゲームの露出を増やす最も効果的な方法の1つとも言えるでしょう。しかし考えるまでもなく、すべてのイベントが同じ機会を提供するわけではありません。

例えば、GDCのようなビジネスに特化したイベントがあれば、PAXのような消費者向けのイベントもあります。また、Steamのイベントは、潜在的な購入者向けとなっています。

どのようなイベントであっても、ターゲット層、コスト、あなたの目標などを把握する必要があります。なぜなら、最終的には投資したお金の元を取れるようにしたいからです。

リアルイベントとオンラインイベント

新型コロナウイルスの感染拡大以降、リアルイベントの開催は減る一方、オンラインイベントの開催は増えてきました。

これはリアルイベントに参加できなかった開発者たちにとって大きなチャンスです。

リアルイベントの開催が徐々に復活しつつあるので、この2種類のイベントの違いと、それらがどのようにあなたのゲームの宣伝に貢献できるかを知っておくことが重要です。

リアルゲームイベント

リアルイベントは開発者たちに良い体験となります。プレイヤーに直接会い、貴重なフィードバックを貰うことで、モチベーションが向上するはずです。

他にもさまざまなメリットがありますが、ボトムラインに目を向け、リアルイベントがどのようにあなたのゲームの目標に貢献しているかを評価することが常に重要です。

リアルイベントで展示しようとする場合、以下のようなコストを考慮する必要があります。

・ブース制作の費用
・レンタル
・旅費・宿泊費・食費
・販促物
・その他

これらの費用を大まかに見積もったら、実際にイベントに参加した他の開発者に声をかけて調査してみましょう。

重要なポイントはどんな目的で参加したのか、どんな結果になったのかを確認することです。

そして、見積もったコストを見積もった成果で割ってみましょう。成果を得るためのコストが他のマーケティング活動より高い場合はリアルイベントに参加しない方が良いでしょう。

ただ、イベントでの展示は、人間関係の構築やテストプレイなど目に見えない価値を持つ要素がたくさんあります。

それを考慮に入れる時に、リアルイベントに参加しなくても、他の方法でも達成できるかもしれないことを覚えておいてください。

オンラインゲームイベント

数年前に比べてオンラインイベントの開催は増え、ゲーム開発者がよりゲームを展示しやすくなりました。

一方、一般的なオンラインイベントは参加者が楽しみにしている没入感が欠けています。

それでも、参加者にとってはより参加しやすくなりました。

オンラインイベントには、宣伝がより効果的になることが期待できますが、イベントによってゲームの露出度が大きく変わる場合があります。

オンラインイベントに参加する場合、以下の質問について考えてみましょう。

・ゲームはどのように取り上げられますか?
 イベントで取り上げられる場合は多くの露出が得られます。どのように取り上げられるかを確認することで、成果が出やすいイベントなのかを判断しましょう。
・ゲーム配信をされる予定はありますか?
 Twitchなどでイベント主催の配信で出展したゲームを紹介する予定はありますか?
・当イベントはSteamに取り上げられていますか?
 イベントでの露出に加え、Steamがイベントを取り上げ、あるいはイベント関連のセールを行う場合、Steamでの知名度も大きくなるでしょう。
・当イベントは特定のジャンルのゲームを取り上げていますか?
 インディゲームや特定のジャンルのゲームを対象としたイベントであれば、ゲームをより目立たせる良い機会になるでしょう。
・当イベントは特定の開発者を取り上げていますか?
 女性開発者や有色人種開発者を対象としたイベントも増えています。対象者への支持を明確にすることで、自分のゲームを目立たせることができます。
・他の開発者にとってイベントの効果はどうでしたか?
 他の開発者に、どのようなオンラインイベントに出展し、どのイベントが一番良かったかを聞いてみましょう。

参加した方が良いイベントとは?

特に今までイベントに参加したことがない場合、どのイベントが良いのかを判断するのは難しいでしょう。なぜなら、イベントによって異なる結果が得られるからです。

前に書いたように、イベントに参加する前によく調べておくことが重要です。そして、自分の目的に合ったイベントを見つけることを優先するべきです。

以下は実際に出展し、ゲームの露出が大きくなった経験を持つ開発者たちがおすすめするイベントです。

・Steam関連のイベントやNextフェス
・Future Games Show
・INDIE Live Expo
・Day of the Devs
・Guerilla Collective
・PC Gaming Show (E3)
・Indie Showcase and Rising (PAX)
・東京ゲームショウ
・The MIX
・IGF(インディペンデント・ゲーム・フェスティバル – GDC)
・Indie Arena Booth (Gamescom)
・DreamHack Beyond

これらは良いイベントだけでなく、Steamのトップページにも取り上げられるので、Steamで露出を大きくするのに間違いなく役立つでしょう。

ちなみに、Steamではテーマに沿ったセールが増えており、時にはセールに参加するゲームも取り上げられます。

どのようなイベントへの出展を検討するにしても、イベントごとに異なる参加条件があるので注意してください。特に取り上げられるチャンスを狙っている場合、条件を事前に把握しておくことが重要になってきます。

また、受付が始まったら必ず応募することと対応を怠らないことです。イベントへの出展は大変な作業がいっぱいで、時には物事がうまくいかないこともあります。

そうなった場合はイライラせずに、積極的に対応するようにしましょう。

今回はイベントでの展示について紹介しました!
次回は新しいマーケティング戦略ついて紹介していきますので、お楽しみに!
原文: https://www.rengenmarketing.com/indie-game-marketing/

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