Kickstarterでゲーム作りの資金を集めるキャンペーンを成功させるコツ

マーケティング

インディデベロッパーとして、資金の問題で生活が厳しくなったり、ゲーム開発で外注に依頼できなくなったりして理想のゲームが完成できなくなることも多いでしょう。Kickstarterでクラウドファンディングをするのは簡単ではありませんが、インディデベロッパーにとって資金の問題を解決する大きなチャンスです。

Kickstarterの仕組みを簡単に言うと、クリエイターはキャンペーンを始める時は最大60日までの募金期間と目標金額を設定することができます。目標を達成すれば資金を得ることができますが、逆に達成しなかったら資金は全額バッカーに返すことになります。

Kickstarterの統計によると、ゲームのカテゴリーに入っているキャンペーンの成功率は44.1%あるそうで。また、30日以下のキャンペーンは自信が感じられる、バッカーの関心を持続させるなどの要因で成功率が高い傾向があります。つまり、きちんと下準備をすればKickstarterのキャンペーンが成功するチャンスは大きいということです

Kickstarterのゲームプロジェクトの統計
キャンペーンの期間に対する成功率のグラフ

最初はKickstarterが提供するツールを使って資金をきちんと見積りましょう。バッカーの報酬としてゲームのデジタル版やゲーム内の敵設計の権利などをあげることができますが、Tシャツやパッケージ版などの実物を報酬にする場合は制作費および配送料も必要なので注意しましょう。さらに、目標を達成した場合は集まった総額からKickstarterの手数料5%及び、決済手数料4.5%も徴収されます

バッカーの目を引くにはゲームのコアゲームプレイ、ストーリー、キャラクター、売り、作りたいものや方向性などを明確に伝えなければなりません。それをできるように少なくともプロトタイプやアルファ版を用意しましょう。その後はゲームを見直し、プレイヤー視点でワクワクさせる要素とゲームの特徴をまとめて、それらの要素が分かるように1分~1分半のゲームプレイ動画、スクリーンショットや詳細な説明を作りましょう

その他に、ユニークな報酬も目を引く方法の一つです。Kickstarterでよくある報酬としては正式版のデジタル・パッケージ版、ベータ版を遊べる先行アクセス、名前をクレジットシーンに入れる権利やゲーム内の一部のアセットをデザインする権利などがあります。報酬の価格を設定する目安として、報酬の制作費の1~3倍分の収益が貰えると良いでしょう。さらに、ストレッチゴールも設定しましょうストレッチゴールとは、キャンペーン中に目標を達成した後、一定のマイルストーンを達成した場合に追加される機能やコンテンツのことです。

バッカーの目を引いたら、あなたを信頼して投資できるように重要な情報を説明しましょう。バッカーは応援する気持ちがあっても、いきなり誰も知らない人に投資するわけがないので、このゲームを作る理由、開発した期間、完成する予定、あなた(やチームメンバー)の背景や資金を集める理由、バッカーのリスクと直面する課題などプロジェクトを完成させられる根拠を示す必要があります。例えば、ゲーム開発としてよくあるリスクは、開発遅延によるリリース日の延期です。また、必須ではないですが、それらを自分が動画を撮って話した方がより伝わりやすいでしょう

多くの場合では既存のコミュニティがプロジェクトを宣伝してくれます。そのようなコミュニティを事前に作り上げるためにSNSで開発中の情報、プレスを積極的に発信しましょう。コミュニティをより大きくするならば、ゲーム対応言語や文章なども多言語(少なくとも英語)を用意した方が良いでしょう

コミュニティとの連絡を怠らないことも重要です。質問にどう答えていいかわからなかったり、悪いニュースがあったりしても、正直に話せばバッカー達は納得してくれます。そこでコミュニケーションをやめてしまったらバッカーに不安しか与えません。また、よくある質問はまとめてFAQに入れ、バッカーからのフィードバックに反応するように心掛けましょう。なお、コミュニティがある程度大きくなるときは迷わずコミュニティマネージャーを雇いましょう

積極的にKickstarterを活用して、完成度の高いゲームを作っていきましょう!

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