インディゲームとは?~第3回 どうすれば参入出来るか~

インディゲーム市場について

■どうすれば参入出来るか
 インディゲーム市場への参入に大きな障壁は存在しません。
 遊べるゲームさえ作る事が出来れば、日本語にしか対応していなくても、Steamに作品登録料としてUS$100を支払うことで自作ゲームを全世界に向けて販売することが出来ます。

 ただし、SteamのWebサイトは日本語に翻訳されていますが、運営するValve社はアメリカ西海岸のワシントン州に存在しているので、様々な手続きを米国準拠で行わなければなりません。
 サイトの表現もどこかとっつきにくく日本人には馴染みの薄い手続きがあり、本人確認や作品内容のレビューに要する日数も必要です。
 Steam参入を思い立ってから実際に販売出来るまでには、少なくとも30日、可能であれば45日程度見ておく必要がありますから、この手続きは出来るだけ早く進めておきましょう。

Steam開発者登録までの手順は以下の通りです。
 1.開発者登録ページでデジタル書類に署名。身分証明書(個人または法人)が必要です。
 2.Steam指定の方法で作品登録料(US$100)を支払います。
 3.入金用の銀行口座情報、税金情報、本人確認情報を提出します。
  (ここで数日間かかります)
 4.Steamworksで作品ページをつくり、作品データをアップロードして販売価格を入力します。
  (ここでValve社による作品レビューに数日間かかります)
 5.レビューを通ると、最低2週間「近日登場」ページとして公開されます。
 6.作品登録料を支払ってから30日間かつ「近日登場」ページとして2週間を経過した後、「リリース」ボタンを押して作品を販売出来るようになります。

詳しくは、この連載記事でまとめていますので参考にしてください。

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